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通訳者、通訳せずに発表者として活動してみた

更新日:2021年4月18日

もともとnoteを書こうと思ったきっかけは、自分の意見をすっきりと言語化できるようになりたいと思ったから。自分の意見をすっきりまとめられないうちは、人が発するコメントを通訳者としてすっきりまとめるなんて、できる訳がない、という思いがあったから。ただどういったプラットフォームでどういった内容を発信していくのか!?というのは、常に迷いがあったし、通訳者なんだから通訳者としてのインプットに注力すべき、と思う自分もどこかにはいた。(言語化するには時間がかかるし、その時間にもっと直接的にお金につながる作業をした方がいいのではないか、という打算的な自分がいた、ということでもある。) そうこうしていた頃、日本会議通訳者協会(JACI)の夏のセミナーである通訳者の方がnoteで漫画を描き始めたとおっしゃっていた。その時に、ふっと私もnoteで何か書いてみようと思いたった。その方は100漫画書くまでは続けるともおっしゃっていて、それならば、私も日本語100記事くらいは書いてみよう、できれば英語100記事も、と思い書き始めたのが2020年の8月終わり頃。(英語での記事はまだ1つも書けていないが。) 同じ頃、毎日25分の英語レッスンを始めた。通訳者なのに、英語レッスン?と思われる方もいるかもしれない。私もどこかに通訳者としてのプライドがあって、ここ数年は受けていなかった。特に、フィリピン人講師の英語レッスンなんて嫌だと思っていた。しかし、2019年に出会ったプロ通訳者の方が、「プロ通訳者も英語レッスン受けないと。アウトプットしてなんぼよー。」(千葉の方なので、こんな関西弁ではなかったが)とおっしゃっていて、そうか!と新たな視点をいただいていた。 レッスンを始めてみると、意外と「Eriならどう思う?」と聞かれ、自分の意見を表現する機会があり、英語表現もそうだけれど、そもそもどういう風に思っていて、どう話すと伝わりやすいか?というよい練習になることに気づいた。 そして、また同じ頃、大阪で一緒に通訳学校に通い、今はシンガポールにいる友人の紹介で、9月に母親アップデートコミュニティ(通称:HUC)に入会。すると、各人の事象に対する言語化能力が凄すぎる!という刺激に加えて、ちょっとしたミーティングやイベント、オンラインランチ会などのファシリテーションや発表の機会がごろごろ。他の人がイベントを回す様子も経験できるし、自分が発信していく練習にもなる。失敗しても大丈夫という安心感もあるので、アウトプットのPDCAをがんがん回していける。 そして最近、ついに、HUCの経済学部のイベントで教育資金についてレクチャーさせていただいた。教育資金のエキスパートでもなんでもなく、順番が回ってきたということもあり、やってみた。これまでの発表者の能力が高くて、資料を作っている最中、何度もめげそうになりつつも、自分がリスナーだったらどういった情報をほしいだろうか?どうすればその情報をシンプルに伝えることができるだろうか?を突き詰めて考えた。 結果、自分なりに納得のいく発表ができた。

この間、正直、今まで通訳者の訓練として正しいと思っていた訓練の時間は短くなってしまい、久しぶりに社内の案件が入った際、うまくパフォーマンスができるか不安だった。いざやってみると、話者の発した字面に惑わされることなく、「今ここでこの人はこれを言いたいのだ、この人はここだ!じゃあ、それをどう伝えたらいいかな?」を考えながら通訳すること2時間。(逐次だったので)まだまだ至らない点もあったと思う。けれど、今まで終了後に上司からメッセージをもらうことなんてなかったのに、「補足が必要な部分がなく、とてもよかったです!ありがとうございました。」のコメントが😿😿😿もちろん、社内通訳者として就業してからおよそ10か月。内部事情もだいぶ分かり始めたという点も大きかったと思う。けれど、いろいろとやってみた先にこういった評価がいただけたことが嬉しく、シェアさせていただきます。

今後も、通訳者として、自称コミュニケーション・ストラテジストとして、通訳者を必要とされる環境がよくなるように、自分の鍛錬を積んでいきたいと思ったのでした。


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