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通訳者、保育園を探す 後編

ちょっと前編のサマリを紹介。

次女出産と同時に無職になった私でしたが、保育園猶予期間というのを使って長女を保育園に通わせていた頃、ふと、企業に就労証明を出してもらうのではなく、自営業ってことで自分で書いてはどうか、と思いつく。もともとフリーランスでちょこちょこ仕事を受けたりしていたので、白色とは言え確定申告をしていました。(白色だと複式簿記が必要なく、国税庁のHPのテンプレートに沿って入力していくだけなので楽ですが、税控除が10万円しか受けられないというデメリットがあります。)ずっとどこかでは自分の事業をしたいと言う思いがあったので、この機会に青色申告へ変更、開業届を出してしまえっ!と開業したのでした。


そして、2019年2月8日、東京の府中市へ引っ越してきました。前日の2月7日に大阪の家の荷物を引っ越し業者に預け、私たち家族4人は車で東京へ。途中、静岡で一泊しました。2月8日の朝、空気は冷たいものの、とても澄んでいて道すがら見えた富士山が前途を明るく照らしてくれているようでした。



一時預かり保育の定期保育という枠

引っ越しが少し落ち着き、いよいよ真剣に保育園探しをしようといろいろ問い合わせてみましたが、すでに1次選考は11月に受付終了となっていて、2次選考で入れるかどうか、という状態でした。しかし、1歳児クラスというのは一番競争率が高く(だいたい子供が1歳になる頃に育休明けのため)、2次で入れる子はほとんどいないとのこと。ただ、府中市には一時預かりの定期保育という枠があります、と教えてもらいました。一時なのに、定期!?と訳が分かりませんでしたが、いわゆる認可保育園には入っていないけど、たまに子供を預けたいと考えている人向けに用意された保育園。例えば、美容室に行ってリフレッシュしたいけど、子供を預かってくれる人が近くにいない、というような場合、予約が空いているとその保育園に通っていなくても、最大8時間預けられるという制度。それを両親の就労理由で毎日8時間預けることができる、という風にしているのが一時預かりの定期保育と呼ばれています。ただ、就労理由なので、市から就労認定番号を取得する必要があるとのことでした。就労認定基準というのが、ざっくり”過去年度において3か月以上連続して給与を得ている、または収益を上げている”というものでした。ただ好きで楽しくて続けていたことがこんな形で救われるなんて!と嬉しくなりました。


条件は整いました!あとは希望していた保育園の一時預かりの定期保育の枠に入ることができるのか。「電話ください」と言われていた日に電話すると、「3枠に対して4人の希望者があったけど、1人保育時間が合わずに辞退されたので入園可能です。」とのこと、これで東京でも仕事が再開できる!とワクワクしていました。


しかし、梅田(大阪の中心)まで最寄り駅から12分で行けるところに住んでいた大阪時代と違い、東京の府中市に住んでいると通訳現場まで出るのに1時間以上かかる、というこの違いが意外とブローとしてきいてきました。というのも、この一時預かりの枠では、8:30から最大18:00までしか子供を預かってくれません。8:30ピッタリに預けて駅に向かったとしても、乗れる電車は8:45頃。そこから間に合う仕事を見つけることはなかなか難しい、ということに気付きました。2020年度はなんとしても、認可保育に入りたい。入るための戦略を立てることにしました!


認可保育園に入りたい

まず、府中市は完全指数判定ということなので、最高得点を確認。(ちなみに添付リンクのP.19あたり ・就労時間が1週間に40時間以上の就労:100 ・就労時間が1週間に32時間以上の就労:90  などなど 会社員の夫は難なくクリア、自営業の私は自分が仕事と思えばその作業を仕事とみなすことができるので、1週間に40時間以上と書こうと思えばかけるものの、一時預かりの定期保育ではお昼を含んで8時間しか預けていないのに、1週間40時間以上の説明はなかなかし難い。。。なお、以下のような注意書きも。

・保護者の基本指数の表の項目1の自営に該当し、就労時間が1週間に40時間以上であるが、入所希望月の属する年度(当該月が4月から8月までの場合にあっては、前年度をいう。)の市町村民税が課されない。 -10

つまり、指数100を取りに行っても、市民税が課されていないレベルでしか稼げていないと90になってしまう。夫の扶養家族に入ったまま、その年は個人事業主としてフリーランスの仕事を受けようと考えていたので、100ー10という悪印象を与えるより、最初から90狙いで行こうと決めました。 (余談:府中市では、認可外保育園や一時預かり施設を利用していると、利用内容に合わせて+3を付けてくれます。なので、93狙いとしました。)

そして、粗利より、実績を稼ぐことを目標にしました。そのためには、2つのバックアップ体制を整える必要があることに気づきました。大阪にいた頃は義母や私の叔母(私の母の妹)が何かと子守のヘルプをしてくれていたので助かりましたが、東京で見てくれる人はいません。なので、探すことにしました。

1つ目は子供が発熱した時のバックアップ。フローレンスという団体が病児保育を自宅で行ってくれる、というので早速説明会を聞きに行きました。2人目割引はあるものの、入会金がなかなかのお値段でした😿😿😿が、初期投資と割り切りました。(後日、夫の会社の福利厚生でフローレンス分を助成している、と知りました。企業によってはそういうこともあるので、フローレンス考え中の方はぜひ、前向きに検討を進めて社会進出を諦めないでほしいです。)

2つ目は8:30以前や18:00以降に保育が必要となった場合のバックアップ。これは2つ試してみました。各自治体がやっているファミリーサポート事業とベビーシッターを探せるポータルサイトのキッズライン。ファミリーサポートは大阪でも使ったことがあり、なかなか見つからないイメージでしたが、こちらではすぐに対応してくださる方が見つかりました。そして、その方の提案で、バックアップのバックアップ(いつもその方が対応できるというわけでもないので、もう1人探してみてはどうですか?というご提案をいただきました。)を探していただけないかサポートセンターに聞いてみると、なんとこちらもすぐに見つかりました😍なんと素敵な街府中市。

キッズラインは気になりつつ、登録だけして様子を見るという状態が続いてたのですが、なんとせっかくの土曜日(夫に子供を預けて、保育の手配を気にすることなく仕事に出られる良い機会)にも関わらず、夫が夏のインフルエンザにかかってしまったことがあり、急遽の保育依頼に使ってみました。  あと、ダークホーク的(?)に朝がめちゃくちゃ早い時は旦那にファミリーサポートさん宅へ次女を送ってもらうというようなことをやってみたり。もう1つ最後の奥の手で、秋の搔き入れ時には義母に2週間ほど手伝いに来てもらい実績を稼ぎました。いろいろやってみると、いろいろアイディアが湧いてくるものです💡 そして、保育園入園申し込み開始。新設保育園も通える範囲に2軒できるとのことだったので、最悪そこにはすべり込めるかなと、手ごたえを感じつつ申込書を提出しました。(既存保育園だと、定員15人と書いてあっても、すでに12人くらいがそのまま上のクラスに上がるので、募集は実質3人だったり。年次が上がっても定員を増やさない、増やせないという園もあったりして、0人のところもあります。よって、新設保育園は定員そのままが募集人数なので入園できる可能性が高まります。)


入園確定

2020年2月の初頭。市から入園内定通知が届き、晴れて一時預かり定期枠からの卒業が決定しました!これでもっと好きな仕事ができると嬉しくなったのを覚えています。


今日ちょうど、諸外国では、子供が保育園に入るのに親が就業しているかどうかなんて問わないというTweetを見ました。日本は、小さい子供は母親が見るものだという家父長制の意識が残っているからだ、とのこと。それぞれが自分らしく生きられるように、みんなが簡単に保育園も使えるようになったらよいなと思ったのでした。



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